以前勤務していたプライベートジムで、数年前の体型を取り戻したいという30代前半の女性のお客様から「痩せるために有酸素運動をしたいのだけど、どれくらいの時間続ければいいんですか?」という声をよく耳にしていました。
結論を言うと、30代前半の女性にとって、ダイエットに「有酸素運動は必要ありません。」
ダイエットに有酸素運動は必要ない理由
それはなぜなのか、これから2つに絞ってお伝えしていきます。
①体重を減らすことはできるが、一緒に筋肉も減ってしまうから
人間は、体重が落ちるとき、確実に筋肉も脂肪も両方同時に落ちてしまいます。(もちろんその割合に違いはありますが。)
特に、すでに筋肉の量が少ない30代女性が、筋肉まで減ってしまうとどうなるのか。
体のパーツにハリがなくなり、見た目が悪くなってしまう(俗にいうガリガリ体形)恐れがあるのはもちろん、リバウンドしやすい体になってしまうのです。
筋肉が少ないと、何もしない状態の消費カロリーも落ちてしまいますからね。
また、見た目に関しても筋肉が少ないと、貧相でみすぼらしくなってしまいます。
これを見ているあなたの職場にも、太ってはいないんだけど、なぜかスタイルが悪くきれいな体形に思えないという同僚の女性の方が、一人はいませんか?
皇居周辺などで見かける、ガチのランニング女子の方がいらっしゃいますが、体型を見ていると「出るところは出る、へこむところはへこんだバランスの取れたボディ」の方は見たことありません。
基本的に上半身は、脂肪と筋肉両方が痩せ落ちて、走りすぎてふくらはぎや太ももが異様に発達してしまった、お世辞にもキレイとは言い難い体型をしていらっしゃいます。
ランニングを極めるのであればいいのですが、あなたの目的は「きれいに痩せて、結婚当初の輝きを取り戻す事」ですよね?
ですので、キレイに体重を落とすには、有酸素運動をする必要はないのです。
②ジムでのトレーニングで、十分カロリーを消費できるから
そして二つ目は「消費カロリー」についてです。
ダイエットを始める方に多い思い込みが「カロリーを消費したら痩せるんでしょ?だから私は、走って痩せるわ。運動して痩せる方法でいきます」というもの。
もちろんこれ、半分は合っていますが、もう半分は間違っています。
合っている半分は「カロリーを消費して痩せる」というもの。
もちろんこれは、皆さんなんとなく常識として持っていると思います。
ただ、間違った方の半分は、「走って痩せる」というもの。
これ、走らなくても痩せられます。
走らなくてもカロリーは消費させられるのです。
まずここでも、痩せるための結論を言うと誰でも【消費カロリー>摂取カロリー】にすれば、痩せることができる。ということを覚えておいてください。
つまり、食べたカロリーよりも、動いて消費したカロリーが多ければ、ダイエット可能です。
では、「動いて消費する」とはどうすればいいのでしょうか?
それが、ジムで行うトレーニングで全く問題なしというわけなのです。
動いてカロリーを消費できさえすれば、筋トレで消費して全く問題ありません。
まずは【消費カロリー>摂取カロリー】すればいいのですから、食事に気をつけながら筋トレさえしていれば、確実に痩せられることとなります。
もちろん筋トレで痩せた場合、女性らしい体型であるための残るべき筋肉はしっかり残す事ができます。
ですので、有酸素運動ではなく筋トレでダイエットをすることが、30代からの女性には特に必要なのです。
まとめ
今回は、ジムでのダイエットには有酸素運動は必要なし!という事を、お伝えしてきました。
ダイエットには、有酸素運動は必要ではなく、ジムでのトレーニングが必要な事が分かっていただけましたでしょうか。
また、食事管理についても、別記事でお話していきたいと思いますので、チェックよろしくお願いします。
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