20代の頃に比べて、残念なデコルテや胸周りのたるみが、薄手の服を着た時にどうしても気になってくるのが、30代を超えた辺りからですよね。
そこで、そんな胸周りやデコルテのたるみにも必須のトレーニングで、消費カロリーも多くダイエットにも適しているのが「チェストプレス」です。
ここまでをご存知の方は、非常に多いのですが、そのチェストプレス、「胸が一切筋肉痛にならない!効果を実感できない!」という状態になっているひとも多いです。
ずばり言いましょう。
チェストプレスの効果をしっかりもたらすには、「上半身の姿勢」が、超重要なんです!
今回は、そのチェストプレスで効果が全く実感できない方に向けて、その「上半身の基本姿勢」を、徹底的に細かくお伝えしていきます。
特に、胸のトレーニングのはずのチェストプレスで、腕が良く筋肉痛になってしまう方は必見です。
チェストプレス、正しい上半身姿勢はこれだ!
まず、下記の画像を見てください。
この姿勢が、チェストプレス時に必要な上半身の姿勢となります。
お腹をへこませた状態で、しっかり胸を張っているような姿勢ですね。
一つずつ具体的に、そしてなぜこの姿勢が必要なのかを説明していきましょう。
1.背中のアーチを保つ
第一のポイントは背中です。
背中を反らせていますが、単に反らせるだけだと、腰を痛める原因となります。
あばらより下の腹部をへこませながら、胸に空気を吸い込むようにして、背中を反らすんですね。
少し難しいんですが、このお腹の状態を保ったまま胸を張ると、自動的に背中のアーチが生まれる、というイメージです。
この上の画像を見てください。
赤い線がチェストプレスの背もたれと考えると、「お尻」と「肩甲骨の部分」のみが背もたれに接していて、背中のアーチ部分では、スペースが生まれていますよね?
この状態を保つことがとても重要です。
2、みぞおち部分が、斜め上に引っ張られるように胸を張る。
続いて2番目、胸の張り方についてです。
1でもお伝えしましたが、胸が綺麗に張れると、自然と背中のアーチもできます。
その胸の張り方なのですが、単に胸を前に押し出すのではなく、みぞおちからその上部のあばらが、前方斜め上に引っ張られるようなイメージで胸を張ってください。
良く伝わるイメージでいうと、オードリーの春日さん(笑)のような姿勢ですね。
3、肩・肩甲骨の押し下げ
そして1・2がしっかりできていると、肩が後方斜め下にグググーッと下がるような感覚がつかめてくるはずです。
それと同時に、背中についている「肩甲骨」が下に下がってくる、という感覚も出てくれば、ばっちりです!
ただ注意としては、あくまでも『胸と背中を正しく動かした結果として肩周りが動く』ということを大事にして下さい。
肩だけを無理矢理動かそうとすると、肩がすくんでしまったり間違ったフォームの原因となりますので、注意です。
4、顔・目線は下げずに、正面~斜め上で良し
ここまで1~3を正しく行う事ができると、頭も後ろの背もたれにつくような姿勢になっていきます。
ここでの注意ポイントは、あごを引いて下を向くようなことがないようにすることです。
姿勢を正しくしてくと、自然と目線が正面から斜め上を見るようになるかと思います。
これについては、そのまま目線が斜め上に上がった状態で問題ありません。
一番のポイントは、無理にあごを引いたりしてフォームが崩れないようにするということです。
一番の目的は「チェストプレスをしっかり胸周りに効かせる」ということを忘れないようにして、フォームを修正していきましょう。
正しいフォームは、必ず身につく!一つずつ修正していきましょう。
以上がチェストプレスをしっかり効かせるための、正しい上半身のフォームの4ポイントです。
どうせチェストプレスを使いながらダイエットに挑戦するなら、しっかり胸に効かせないと意味がないですもんね。
今胸に効いている実感がなくても大丈夫!
しっかりとフォームを修正していけば、必ず正しい上半身のフォームは身につきます。
このブログでサポートしていきますので、共に頑張っていきましょう!